私の歯列矯正経験談4〜リテーナー編〜

カラダの健康

前置き

前回までの記事で、歯を移動させる矯正装置について説明しました。

私の歯列矯正経験談3〜矯正器具編〜
前置き前回の記事で親知らずを含めて8本の歯を抜いた話をしました。今回は、矯正器具を取り外すまでの出来事を説明していきます。流れとしては「青ゴム→拡大装置→矯正器具(ブラケット)」となります。また、今回も最後のほうに口内の画像が1点ありますの...

今回は、移動した歯がもとに戻ろうとするのを防ぐリテーナーについて話します。

概要

リテーナーとは

リテーナー(保定装置)は、前置きでのコメントの通り歯の戻りを防ぐ装置です。形は針金が歯の周りをぐるっと一周覆っている外側と歯茎に沿って作られた樹脂の内側によって構成されています。

矯正後の口内を型取りして一人ひとりの歯にあったものが製作されますが、保定途中に針金の調整が行われる場合もあります。

また、歯の裏側に細めの針金でリテーナーを引っ掛けるバーを接着しています。(これは、終盤外されます。)

また最近は、最初のイラストのようにマウスピース型となっている場合もあるようです。

装着期間

装着期間は2〜3年間が一般的となっていて、歯科での矯正期間が終わった後でもたまに着けることが推奨されています。

最初のうちは、朝から晩まで食事時以外は常時着用するのですが、そのうち寝る時だけの着用でよくなってきます。

なぜここまで長期間着けるかの理由なのですが、歯が元の状態に戻ろうとする「後戻り」を防止する為です。実は科学的には完全に証明されている訳ではないのですか、体の保全機能のようなものではないのかと言われています。

メンテナンス

口内に出し入れする関係上、清掃が必要になってきます。使用するのは入れ歯洗浄剤のような錠剤で、ぬるま湯に入ったコップ程度の大きさの容器にリテーナーと錠剤を投入すると、シュワシュワと溶けて洗浄されていきます。時間は5分くらいです。洗浄は朝晩の2回行うのが基本で、怠ると汚れが取れにくくなるので注意しましょう。

経験談

矯正装置の取り外し

まずは2年間お世話になった矯正装置の取り外しです。基本的にはペンチでバコバコッと雑(?)に外していくのですが、ちょっと厄介だったのが上顎拡大装置です。歯自体を金属で覆っているので、これが中々外れない上に結構痛いのです。

まあ、そんなこんなで外す事はそれなりにすんなりいったので、開放感抜群といったところでしょうか。歯に残った接着剤を削っていけば完了です。

リテーナーの取扱い

リテーナーは事前に歯の型をとる事で完成しています。洗浄等の説明を受けて後はひたすら保定期間になります。

人によって差はありますが、私の場合は半年に一回のペースで定期点検しながら続けていました。装着をサボることもほぼ無かったです。

リテーナー洗浄液

これは、歯科で貰った最初の商品がちょっと高めだったので、通販で安いやつを探して購入をしました。

歯科で貰ったのがこちらの「リテーナーブライト」です。

リテーナーブライト

で、私がずっと使い続けたのがこちらの「リテーナークリーンViva」です。

リテーナークリーンViva

他にもいくつかあるようですが、歯科医の人が言うには、入れ歯の人が使うような洗浄剤(ポリデント等)でも問題は無いそうです。

最後に

リテーナーまで行くといよいよ終わりって感じもしますが、実際にはこの期間が長いのでリテーナーの終わりと矯正装置からの開放感にはだいぶギャップを感じます。

歯列矯正については、次回に細々とした物の紹介と最終状態のレビューをしていったんは終了となります。

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