入籍のあれやこれやの体験談

結婚

前置き

だいぶ更新が空きましたが、この年末年始で入籍をしてきました。前準備や後始末も含めて色々と時間がかかりましたので、そのまとめ的な感じで振り返っていきたいと思います。

入籍前

婚姻届

前準備として一番大きな要素を占めるのはもちろん婚姻届になります。

書くにあたって初めて知りましたが、婚姻届は役所だけに存在するわけではなくゼクシィなどの雑誌やティファニーのようなメーカーがオリジナル婚姻届を作成しており、それに記入しても役所に提出することが出来ます。

婚姻届で記入する欄は基本的に難しくないのですが、妙に悩む部分や職業によっては一部混乱する場合がありますので、注意が必要です。

私達の場合は、生年月日を西暦と和暦どちらで記入するかと職業の分類欄にてこずりました。

生年月日欄の年のところは特に注記の無い空白でしたので西暦で書いてしまったのですが、ネットで記入例を見てみると和暦じゃないとダメと書いてある情報があったので予備の用紙に和暦を記入することで、2枚の婚姻届を同時進行で書くこととなりました。

職業の欄は、私のほうは問題無かったのですが嫁のほうが今の職場で1年未満だったので、職業の分類にある「1年未満の契約」がどのように適用されるかが不明で役所の人に聞くまで空欄にすることにしました。(懸念点は、言葉の意味が契約社員の1年未満契約を表すものなのか今の仕事について1年未満という意味か分からないこと)

婚姻届:証人欄

そして、別の問題として婚姻届の提出には証人2名の名前・住所・認印が必要なことです。婚姻届も公的書類なので、書き間違いがあると訂正をして訂正印を打たなければなりません。で、この証人の欄が間違っていた場合は証人の訂正印が必要となってしまうのです。

ただ、証人になるために親や親戚でないといけない訳ではないのでこだわりが無ければ、近場かつ当日になんとか出来そうな人を選ぶと良いでしょう。私達は証人に兄妹を選びましたが私の妹も嫁の弟も離れた所に住んでいて、更に入籍予定日は仕事なので間違えた場合はえらいこっちゃという状態になります。(結局、嫁の弟が婚姻届を書いてもらう日にインフルエンザに罹ったので義母に書いてもらうかたちになりましたが)

市役所で事前確認

上記2つの事柄で不安があったので、私がフリーのタイミングで市役所に事前確認してもらいに行きました。証人欄の確認のためにも出来れば行くことをおすすめします。

まず、和暦で記入した婚姻届を見てもらって問題無ければ西暦のほうは見せなくても良いと判断して、和暦で書いた予備のほうを見てもらいました。記入としては問題無かったのですが、気になったので聞いてみたところ私達が提出した市では和暦で記入してくださいとの回答がありました。2枚書いといて良かったです。

次に職業欄ですが、「1年未満の契約」というのは就職して1年目も適用されるそうなので、妻の欄はそちらの項目にチェックを打つことになりました。

戸籍謄本

入籍と同時に必要なのが、戸籍謄本です。

本籍と違う市町村に婚姻届を提出する場合は、戸籍謄本を添付しなければなりません。私達の場合は夫と妻どちらとも違う市での入籍となったので2人分の戸籍謄本が必要となりました。特に嫁側は県まで異なる上に、今は誰も住んでいない土地(義父の実家があった場所。義父のこだわりだそうです)に本籍が置かれていたので、郵送で手に入れる必要がありました。(うちの場合は義父が取り寄せてくださったので、夫婦として行動する必要が無かったのが幸いです。結婚式準備等で忙しい事を憂いての助力のようです。助かりました。)

入籍時

入籍の日は、私も嫁も有休を取り市役所へと向かいました。事前確認をしていたおかげで、順番待ちが少し長かったこと以外はすんなりと終えることが出来ました。ちなみに本籍は今住んでいるところに変更しました。

同時に役所で可能な手続きを進めることにしたので、以下に記します。

印鑑登録

妻の苗字が変わることで、旧姓が登録されているものは順次変更しなければなりません。

うちの場合は元々嫁側が印鑑登録をしていなかったので、結婚を機に印鑑登録をしました。同じ窓口で出来たのでこれはそんなに手間じゃなかったです。

会社の提出書類記入

住民票記載事項通知書(つまりは結婚・離婚・出産などの時に書くもの)を会社に提出しなければならなかったので、婚姻届と同時に市役所窓口に渡しました。これにより、市長の名前と印をつけてもらうことで会社への証明とします。住民票を出す必要が無いのが嬉しいところですね。

住民票

この後の免許変更で必要だったので、1枚出してもらいました。夫婦合わせて1枚で良いうえ、婚姻後、すぐに出してもらえます。

出来なかったこと

上記の住民票と違い、戸籍抄本はすぐに出すことが出来ず2週間ほどの待ちが発生するとのことでした。これ本当は1枚欲しかったのでしばらく後にまた市役所へ赴くことになります。

入籍後

入籍後行うことは主に、苗字が変更される側の書類変更行脚の旅になります。

資格免許

国家資格を持っている場合、特に仕事に直結する資格は早めに名前変更をする必要があります。私達の場合は、嫁の「看護士免許」「准看護士免許」が該当し、30日以内に変更する必要があります。看護士免許は戸籍抄本と収入印紙、准看護士は戸籍抄本と県の証紙(他県の免許なら郵便小為替)が必要となりますので、出来るのは2週間後以降になります。

自動車免許

これは苗字の変わらなくても本籍が変わる場合に変更が必要です。警察署は大体市役所の近くにあるので、同じ日に変更するのが楽です。他の書類に必要な場合も多いので。時間も待ちが少なければ15~20分で終わります。

銀行・クレジットカード

金融関係は優先して変更したほうがいいです。特に銀行は印鑑を登録している場合が多いので、新しい姓のものに変更しましょう。

下手に後回しにする引き落とし等に影響が出かねません。

パスポート

新婚旅行に絡んでくるパスポートも可能なら早めに変更したほうが良いですが、事前に旅行会社に聞いたところ、旧姓のパスポートでも問題無く新婚旅行が可能だそうです。ただ、ハネムーン特典の証明や向こうでのトラブルの可能性を回避する意味で、役所に結婚証明書を出してもらうのが良いとアドバイスされました。

最後に

私達も今のところは、入籍後の手続きを順々に続けているといったところですが、無事に終われば籍の関係はひと段落つきます。

そうすると結婚式と新婚旅行が待っているんですけどね。あとは3月末までに家をどうしていくかも決めることになりそうで大忙しです。

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