前置き
先週から車のエアコンが調子悪いので、
全国のフォレスター乗りの人に役立つかもしれないと思い備忘録として残します。
ただ2019/7/10現在、まだ解決していないので本当に参考程度になると思います。
解決したらまだ記事挙げますね。
↓
解決しました!
症状
車のエンジンをかけると、いつも通りエアコンがONとなり風が出てきます。スイッチは基本AUTOにしてあるので、「A/C」のランプも点灯しています。
しかし、風は出るもののまったく冷たくなりません。
送風口に手をかざすと、風の体感効果なのか実際にわずかに低いのか少しだけ冷たく感じるようではあります。
耳を澄ますと、送風の音に混じって、わずかにシューとまるで乾いたガスが漏れているような音がします。試しにエアコンをOFFしてみると、送風は直ちに止まるもののその音は2~3秒余韻を残していきます。
何か本当に漏れているのかもとは思いましたが、出先での出来事だったので帰るのに1時間超かけましたが、音は一向に止まないので漏れているのとはまた違うのかもしれません。
似たイメージの音だと、実家にある調子が悪く古いエアコンが近いです。カラッとしてるような排出音といった感じです。
状態確認
エンジンルームを確認していくつか気になる点を調べましたので、順を追って説明します。
該当部分に番号をふりましたので参考までに。
①冷却水の量確認
まずエアコンの冷却機能が落ちる原因をいくつか考えた場合で、最も心配すべき部分である冷却水の減少について調査しました。車の種類によって原理が微妙に異なったりするのですが、冷却水が足りないことでエアコンに影響が出る減少も耳にします。
もし、冷却水が少ないとエンジンの冷却不足等車そのものの故障につながりかねないのでよく注意すべき部分です。教習所で習う内容だと毎日車に乗る前に点検するのが本来のあり方なんですけど、まあやる人中々いないですよね・・・
結果として、LOW付近まで減っていたものの特に影響の出るほどではなさそうでした。一応、補充はしてみましたがエアコンは冷えず。(写真はクーラント液を補充した後です)
②エアコンベルト+ラジエーターファンの確認
次にエアコンベルトの確認です。エンジンルームを開けた状態でエンジンを始動させてベルトが回転するかを確認します。試す方は間違っても手を入れないようにしてくださいね。
エアコンが効かなくなってからそれなりの距離を走っているので、よっぽど回転がしないなんて事はないのですが、一応チェックはしました。
同時に手前側のファンも回転するかチェックしておきましょう。ラジエーターを冷やすためのファンですね。これもちゃんと可動していました。
③ラジエーターの状態確認
ファンは回っていたので、フロントグリルから覗き込んで直接ラジエーターを確認しました。フィンが歪んだり取れたりしていないかのチェックですね。小さい虫の亡骸が2~3体くっついていただけで特に問題はありませんでした。
ここまで点検しといてアレですが、ラジエーターフィンに関してはちょっとくらい歪んでいてもエアコンは効くかと思います。
④エアコンリレーの確認
エアコンの電気系統のリレーが壊れていないかを確認します。最手前の灰色のものです。
フタの裏の表記でいう[A/C RELAY]というやつですね。これが熱とかで壊れてるとエアコンが機能しません。もうひとつの同じ色をしたリレーと交換してみますが、特に症状は変わりませんでした。
⑤エアコンガスの漏れ
と、ここまで色々見てきましたが、風は来るけど冷却されない事の原因として有力候補となるのはエアコンの冷媒であるエアコンガスが抜けてしまっているという現象です。
ここまで回り道してきたのは、原因が複合的だったりすると思い込みが発生して危険ですし、そもそも私の手持ち道具ではエアコンガスの抜けを確認できないからだったりします。
エアコンガスの注入を行うのは写真の水色をしたキャップなのですが、従来の車ではエアコンガスの状態を確認できるサイトグラスという覗き窓が付いていたそうです。そのサイトグラスが最近の車には付いておらず、確認が出来ないというわけです。
もし、確認が出来るなら、白い泡がポコポコしている等の現象でガスの減少が分かるそうです。
ディーラーへ行く
結果として、ディーラーへ行き原因を探してもらうことに。
ディーラーでも結果的にエアコンガスが抜けていたということで、補充をしてもらいました。
しかし、ここで問題がひとつ。
このフォレスターは購入してから3年ほど経つのですが、自然経過にしては抜けすぎているので、どこかから多く漏れているのではないかという話になりまして、(最初のほうで嫌な予感がしてましたが、まさにドツボな感じに・・・)エアコンガスの補充とともにブラックライトで光る溶剤を入れてもらい3週間ほど様子を見ることになりました。
3週間経つか、また効かなくなるか。どちらが早いかは分かりませんが、またその時に状態を見てもらうことになります。
最後に
最終的にはディーラー頼りで申し訳ないのですが、3週間後に漏れている場所を発見して直ることを願います。
↓
解決した記事が以下のものになります。