前置き
現代人に多い症状のひとつである肩こり。私も若いながらPCのやりすぎで一時期肩こりに悩んでいました。肩こりには色々な対処法が世の中に溢れていますが、今回は私にとって役立った2種の運動による肩こり解消法を説明します。
運動といっても激しいものではないと思うので是非実践してみてください。
私の体験談
肩こりの定義
今回の肩こりについては、私の年齢が20代ということもあり、ご高齢の方によくある五十肩などの症状に効果があるかは分かりません。
ただ、一般的に言われる同じ姿勢を長時間続ける習慣で肩甲骨の周りの筋肉が硬くなることによる循環障害を今回の肩こりの定義とします。
ちなみに私が肩こりだった時代での症状は、肩こりからくる緊張型頭痛がたまに発生する程度の凝り固まり方でした。
ちなみに前回の記事で触れた偏頭痛の症状が明確化する前(22歳頃)の話です。(肩こりの感じ方も偏頭痛の前兆とは異なり、ずっと肩が重い感じの症状でした。)
偏頭痛についての記事は以下を参考にしてください。
運動その1「ラジオ体操」優先度:高
優先度とありますが、これは継続しやすいほうを優先度高くして続ける作戦です。
まず、第1の運動はラジオ体操になります。ラジオ体操と言ってもただやればよいでのはなく、肩甲骨の動きを意識して行う必要があります。ラジオ体操は上半身の動きが大半を占めており、肩甲骨が動くように大きく動作すると体操の終わりごろにはある程度ほぐれます。
体操は第一だけでも十分ですが、第二は更に肩をグイグイ動かす動作が多いので興味があるならやってみても良いでしょう。
私の会社では毎朝ラジオ体操第一が流れるのですが、大きな動きでしっかりと行っている人は2~3割です。職場メンバーを見た場合、「肩が腰が」と言う人ほどラジオ体操をやっていません。
実は、私が肩こりを解消させたのはこちらのラジオ体操ではなく、後述の腹筋運動がメインになるのですが、肩こりが治ってからはこのラジオ体操が肩こりの予防になっています。(というのも、半年くらい腹筋もスクワットもSIXPADも全部サボってるからです(笑))
運動その2「腹筋運動」優先度:低
第2の運動は腹筋運動になります。なんで肩なのに腹筋?と思うでしょうが、これは腹筋の筋肉をつけることで、体幹を安定させるのと姿勢を良くするの2つの目的があります。
本来は、背筋も鍛えてバランスを良くするのですが、腹筋をガチガチにトレーニングをしてる人でもない限り、背筋のほうが結構強いので肩こり解消目的のみであれば、腹筋運動だけで良いでしょう。
腹筋を鍛えるトレーニングには色々種類がありますが、私の場合は普通に上体おこしをやってました。ただ、これは腰を痛めやすいので出来ればレッグレイズなど腰に負担がかかりにくいトレーニングを選んでください。
上体おこし
レッグレイズ
肩こりが解消されるまで
上にも書きましたが、私の場合は腹筋運動の上体おこしトレーニングで肩こりを解消させました。きっかけはテレビでやっていた「腹筋を鍛えると肩こりが解消する?」といった番組を見て、ちょうど筋トレを始めてみようと思っていた時期(22歳頃)だったので、腹筋重点でトレーニングを開始しました。
効果は意外と早く出ていて、初めて2~3ヶ月後には肩こりが解消していました。心なしかデスクワークの姿勢も改善されたようで、職場の同僚にも姿勢が良くなったと言われました。
最後に
腹筋運動で肩こりは解消されましたが、仕事でのデスクワークは相変わらず続いているので、前述のラジオ体操をしっかりと私は続けています。(たまに手を抜きます(笑) 朝は眠いですからね。)
肩こりも予防となりにくい土台作りが大事なので、肩こりに悩まない人も肩こり対策を少し意識して生活してみてはどうでしょうか。