式場選びと打ち合わせ8割終了時点での結婚式のお話(愚痴多め)

結婚

前置き

昨日、お金が変動する部分の話がほぼ最終の決定となる結婚式の打ち合わせがありました。残すは新郎側のタキシードと2人の衣装用アクセサリを決めれば一応は確定となります。(まだ期間はちょこっとあるので、変更は可能ですが)

私達の式まではこの記事を書いている時点であと2ヶ月といったところです。今回は、式場を見学して選んだ経緯と現時点での結婚式についての不満(今回は主に金額面)、つまりは注意点を書き残していきます。

結婚式の成り行き

式場確定まで

まず前提として、私達の結婚式は親族のみを呼ぶタイプの少人数挙式(20人程度)で式場を探していました。

見学は今存在する式場タイプ3つを見て回りました。嫁の希望で全ての式場にステンドグラスのあるチャペルが付属しています。

貸切ゲストハウス風[A]

Aのメリット低い金額貸切が出来る・通常時はレストランを営業しているので食事が美味しいという3点です。あえてデメリットを選ぶならチャペルが小さいという程度です。

最初の見積もりでは、脅威の70万円で紹介されました。新婚旅行に多くお金を使う予定の私達は、ここでも全然良いのではと最初は話していましたし、今でもここで挙げるのは問題無いと思うくらい良い式場だと思います。

ホテルのレストランで披露宴を行う[B]

Bのメリットはなんといっても名古屋駅がとても近いという事です。遠方からの出席者が負担になりません。ただし、挙式会場は名古屋駅なのですが、披露宴会場のホテルはそこから車で10~15分ほど離れた所にあります。このデメリットが辛いところです。他にも、個人的な感触としては3つの式場の中で特色が薄いのと建物が古めかしい点も気になりました。

初期見積もりも200万円弱と出てきたので、見学の時点ではここを選ぶことは無いだろうと感じましたね。

和洋折衷の一般的な式場[C]

Cのメリットは会場が華やかで、チャペルの大きさが3つの中で一番大きいダイナミックさも良い点です。最終的に決定はここにしたのですが、見学の時点から8割が確定した今に至るまで結婚式を挙げる物理的な不満点ということにおいてのデメリットは特にありません

初期提示見積もりは140万円でした。会場の豪華さとの比較でコスパが高い点と嫁が気に入ったという2項目から、ここで式を挙げることに決まりました。

契約から式までの期間

私達の場合は、嫁がせっかち精神(式をパパッと終わらせて早く子供が欲しいとのこと)を存分に発揮して、契約から約4ヶ月後が式日になりました。まあ元々、半年以内くらいに式を挙げたい前提で見学に行ってはいるのですが。

なので、短い機関の中で色々な事を決めなければならない状態で次々と打ち合わせを行いました。

打ち合わせの種類

他の式場もこのかたちになるのかは不明ですが、私が式を行う会場はプランナーとの打ち合わせ以外にも様々な担当者との打ち合わせが設定されます。ちなみに、上記A式場では説明の段階で「全ての打ち合わせを1人のプランナーが担当するのが特徴」と言っていたので、専門の担当と打ち合わせるのが普通なんじゃないでしょうか。

プランナーとの打ち合わせ

通常通りだと思いますが、これがメインで最も回数の多い打ち合わせになります。私達の場合は、見学時に対応してくださったプランナーさんが式当日に対応不可能ということで、別の方が対応してくださることになりました。

現時点で回数が4回となっており、次が最後となります。(全5回)

  • 大まかな式の流れ(大体の人数とか挙式タイプ)を決める打ち合わせ
  • 打ち合わせのざっくりとした概要の説明
  • 式の演出と引き出物の説明
  • 各打ち合わせが終了した後の式の流れ確定

が今までの流れです。後の問題点で詳しく話しますが、上記のように書いてあるもののこれは結果的な話で事前には打ち合わせの内容は上澄み部分しか説明されません

写真関係の打ち合わせ

主に、前撮り・アルバム・親族写真を行うか行わないかの打ち合わせとなります。

私達の場合は元々前撮りを予定していたのですが、この打ち合わせを経た結果前撮りを無くしました。理由は、前取りと式当日がセットになったアルバムが1種類しか無くて、私達が注文したいアルバムの場合は前撮りアルバムが別になるうえ、その内容が金額と剥離し過ぎていたからです。(3枚で15万円します。セット版だと8枚で10万円相当。)

注文したアルバムは25万円、親族写真は2万円といった額です。ヒエ~

映像関係の打ち合わせ

写真担当者と分けるのも謎ですが、これも別に担当者がいます。(話を聞いた感じでは、専門職と言っても写真を撮る本人や映像を編集する本人という様子ではない)

内容は、OPムービー・EDムービー・生い立ちムービー・当日の映像の4種について依頼するかしないかの打ち合わせです。

これに関して、私達の場合は3種の上映ムービーは私が製作して当日の映像は注文しない流れとなりました。映像製作経験があるので、余分なお金を使わなくて良かったです。注文すると各10~15万円(当日の映像は30万円)かかります。

装花関係の打ち合わせ

ブーケ・テーブル・花束・その他オプションの花を決める打ち合わせです。

ブーケは新婦側のドレスに合わせて、綿密に色や種類や大きさを決めていました。新郎側はほぼ無言のまま1時間半が経過しました。カラードレスを着る予定だったからか最初から「ブーケ2つ用意しますね~」といった流れで進んでいましたが、お値段ドドンと6万円で目が点になりました。「1個にしない?」と言ったら嫁が不満そうでした。

テーブル装花は、メインが4万円~12万円くらいの見本が出されてどうでしょうかといった感じで、ゲストテーブルが1卓5000円からでした。担当者は8万円くらいかけないとテーブルに隙間が空いて見栄えが悪いと推してきましたが、ここは徹底抗戦で装飾込みで6万円に抑えるかたちに。

ここでの合計金額は、15万円程度です。ちなみに、見学時に貰った見積書だと32000円と書いてありました。これはひどい。

ドレスの打ち合わせ

これについては、タキシードがまだ未調整ですがドレス(2着目含めて)は決定しています。

打ち合わせは全3回予定です。

1回目でドレスを3着、2回目でドレス4着和装1着を試着しました。この打ち合わせに関しては前取りが無い分スムーズに進んだようで、金額も予定予算をそんなにオーバーせず、ウエディングドレスがセットプランの27万円以内(ドレスそのものは22万円です)で、カラードレスが22万円の割引で半分の11万円となりました。

司会者との打ち合わせ

これはまだ現時点では行っていませんが、1回の打ち合わせを予定しています。内容は主に披露宴の進行についてだと聞いています。

問題点・注意点

打ち合わせの段取りについて

ある程度、愚痴のような書き方になることをお許しください。。。

まず、重要な説明事項が出てくるタイミングの遅さ(後出し)が挙げられます。例えばお金の話だと普通の感覚だと最初に事例とその金額を提示してから詳細を練っていくとスムーズだと思うのですが、金額の提示を最後のほうにしてくるので、こちらとしてはそこで躓くと今までの話し合いが根本から崩れることがあります。何度も重ねて学習すると早めにお金の話を出すのですが(でも客からいきなりお金の話をふるのは何となくいやらしいですよね)、正直な話プロなんだからそこは最初から誘導してほしいです。そこを後出しにするとお金関係で新郎新婦間もギクシャクし易いですしね。

次に説明不足点が多い点です。上記にもある通り、基本的に聞かないと教えてくれない点が謎です。私達は契約の時点で期日が短いことが最初から分かっています。ということは、重要なのは、各提出物の期日です。いつまでに何をすれば良いかが分からないと打ち合わせの後の宿題が出来ません。例えば、席表や招待状なんかは自作の節約ポイントだと思うのですが、私達は初期の打ち合わせで「専門の打ち合わせが終わって見積もりの概算が出てから自作するか決めようか。」と話していたのですが、後半の打ち合わせで急に「式の2ヶ月前までに式場で用意しなければならないので、来週までに提出してもらいたいのですが。」と言ってくるのです。期日が早いなら、初期の打ち合わせで見積もり出てからじゃ遅いとアドバイスを進言することが可能なはずです。

最後に打ち合わせの予約についてです。契約前には、式の日まで4ヶ月しかないけど打ち合わせとか大丈夫なのかと聞きました。「ちょっと急ぎ足だけど大丈夫です!」いざ、予約を取ろうとすると、「いやぁ~土日は埋まってますね~。平日なら空いてますよ!」いやいや、そりゃ空いてるでしょうよ。幸い、私は有休が取得し易い職場(それでも2ヶ月に点々と6、7日は取ったので回りには大分頭を下げました。)で妻は不定休で平日に休みが回ってくるので何とかなってますが、契約前の威勢はなんだったのでしょうか。

とまあ、長く綴りましたがこんな感じです。

お金について

話には聞いていましたが本当に高いです。

一生に一度という免罪符で、凄まじい金額を請求してきます。嫁は女性なので、周りの影響からそれが普通だと説得してくるのですが、男的には本当は納得しきれません。

元々は親戚のみの少人数で、予算も初期見積もりの140万円からプラスしても10万円程度が納得できる範囲だと話し合っていましたが、いざ打ち合わせが重なると出てくる後から後からの追加料金。盛大なオプションはともかく、割と基本的な事項が初期見積もりに載っていないのは罠ですね。こちらは素人なので、知識には限界があります

とくにずるいのは、プランで花とかドレスとか挙式代がセットになっているとの説明で、初期見積もりでも、セット外料金で一般的な額にしておきますと聞いていたのが、物によっては大幅に上回るところで、主に打ち合わせでいう専門分野の5つです。どれも10万円を超えてくる項目で、その打ち合わせを行わないとカタログがもらえなかったです。

お金に関しては、嫁とあらかじめ抑えていく方針で決めてたのですが、やはりそこは女の子、式場を見て打ち合わせを重ねるとコストをかける方向に誘導されていくようになりました。男としてはある程度たしなめつつもめでたい雰囲気に水を差さないように節約を促すのが大変です。何度か大きな喧嘩も経験しました。

今のところはなんとか調整しつつ、160万円以内に出来るかどうかといったところです。高価な演出や映像を少なくしたのがまだ幸いですが、司会(初期予算に記載無し)と花関係(予算オーバーゴリ推し)とペーパーアイテム(短期限要請不可により、発注)で大幅にプラスしています。

最後に

せっかくの結婚式ですし会場や演出には不満や問題点はありません。式そのものは笑顔で過ごすことに支障は無いと思います。ただ、打ち合わせでの疲弊疲労が凄まじいので、もしこの記事を読むプランナーさんがいましたら、こういう気持ちで打ち合わせをしている人間もいるんだなと、少し気にしていただけたら幸いです。

以上、愚痴多めでしたが最後まで読んでいただいた方はありがとうございました。

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