前置き
先週、パナソニックのリビングショールームを見学してきました。見学打ち合わせで大体の試算額を出すのですが、一週間経ってまだ結果が届いていませんので、内容を忘れる前に備忘録としてパナソニックの2019年現在でのリビング系設備情報について所感と共にまとめておきます。最初はキッチン編です。
見学メモから記事を起こします。他にある機能を逃すかもしれませんので、そこはご容赦ください。
内容は、キッチン・バスルーム・トイレ・洗面ドレッシングと4種類に分かれます。要は水周りのみとなります。内装や照明は今回見学対象としませんでした。
パナソニックの設備ランク
早速本題に取り掛かりたいところなのですが、前提としてパナソニックの設備ランクについて解説してからにします。
全部が同ランク付けではないのですが、大きく分けると3つのランク付けがされており、上から
- L-Class(上位)
- リフォムス(中位)
- 低コスト系(下位)
となります。
ただし、ランクとしては金額的な話だけであり、名前であるとおりコンセプトが異なるので一概にランクのみでは語れません。ちょっとだけ方向性を具体的にしてみると以下の通りになります。
L-Class
最もお高いランクになります。
今回見た全ての設備に用意されたランク(トイレは名前が違いますが)となり、基本的には贅沢設備と言ってよい商品が並びます。他にも1cm単位でのサイズ指定が可能だったりと、新築・リフォーム問わず扱うことが出来る上位シリーズです。
リフォムス
中くらいの価格帯のランクになります。
今回の見学では殆ど紹介はされなかったので概要しか知りませんが、名前の通りリフォーム向けの商品となります。主に年を重ねてきてのバリアフリーオプションや、痒いところに手が届くようなこだわり設備のバランスが良いとのことです。
ちなみに、このシリーズはキッチンとバスルームのみとなります。
低コスト系
パナソニックの中ではお求めやすい価格のランク体となります。
低コスト系でくくったのは、ラクシーナだったりオフローナだったり設備によって名称が違うためです。ちょっとややこしいですね。価格は安いものの、L-Classに比べて便利機能が全然無いかというとそんな事は無く、安い理由は主に、高級そうな色柄が選べなかったりサイズ指定が5cm間隔だったりという話になります。
サイズ指定が刻めないので、どちらかというと新築向けの提案になるそうです。
製品ランク別紹介
ここからは製品の備忘録となります。
基本的な流れは低コスト品の機能を紹介してから、L-Classでプラスされる機能を説明する感じです。今回はキッチンのみとなります。
キッチン
まずは、リビング設備の中でも一番の顔であり最もコストが集中するであろうキッチンからです。キッチンの低価格帯名称は「ラクシーナ」となります。
キッチンの選択項目は、以下の通りとなります。
- カウンターの材質と柄
- シンクの材質と柄
- ドア(側面)の柄
- 取っ手形状
L-Classとラクシーナの違いは、柄や材質の選択幅が少ないことがメインです。あとは、2回ノックすると自動的に開く食洗機というものもありました。
以下、紹介された機能です。気になる順に並べていきます。
ほっとくリーンフード
ほぼお手入れ不要の超楽なレンジフードです。
普段のお手入れは、蓋周りを軽く拭くだけでOKです。
定期的なお手入れは2つだけです。
- 1年に一度フタの裏側に少量油が溜まるので、それを捨てて食洗機にかける作業
- 10年に一度円筒状のファンを取り外して着け置き洗いする作業
トリプルワイドIH
よくある三角形状にあるタイプのIHではなく、横並びになったIHです。
ちょいと幅を取るようですが、製品を見たところ限りなくフラットに近いので使っていない時は物を置いても殆ど気にならなそうです。
また、IHはやや奥に並列されているので、手前側にスペースが出来て大きめのボウルくらいなら普通に置けそうです。
また、フライパン同士の取っ手が干渉したりキッチンから取っ手がはみ出て引っ掛けるなんて問題も考えなくて済みそうな感じですかね。
私はオール電化予定なのでIHを紹介しましたが、ガスコンロ版もあるみたいです。
他にも、マルチワイドIHなんてものもあるみたいですが、よっぽどの料理好きじゃないと持て余しそうな感じですね。
スリムセンサー水栓
最近のキッチンは赤外線の自動水栓もメジャーになりつつありますが、これもその商品です。
パナソニックは、切り替え反応式の上部赤外線センサーと反応中のみ水が出る節水(下)センサーがあります。節水センサーは節水モードのみに使える機能のようです。
他にも引き出して使えるシャワーヘッドも搭載しています。
オプションとしては浄水機能内蔵型が選択出来るようで、我が家はもしパナソニックのキッチンにするならこの浄水器タイプにしようと思っています。
別蛇口式になりますが、最近ちょこちょこ見かける整水器兼浄水器蛇口があるみたいです。
有機ガラス系シンク(スゴピカ素材)
水垢が付きにくい材質だそうです。
また、傷にも強く継ぎ目が出来ないので汚れも溜まりにくいメリットがあるようです。
大理石とかセラミックみたいな素材と違って密度は高すぎないようなので上でコップをひっくり返しても割れないかと。
クッキングコンセント
これは地味にありがたいです。
ミキサーのような使うときだけ出すような家電のプラグを楽々取り回し出来るわけですからね。
エクステリア向けコンセントのように防水形状にしてあるのも良いポイントですね。
最後に
キッチン周りはこんな感じです。同時に、食器棚も見て周りましたがあまり特筆すべきことは無い感じでした。耐震ラッチが標準装備なことくらいでしょうか。
次はバスルーム編になるかと思います。