バイクブーツのメンテナンスを実践!

バイク

前置き

昨日バイクツーリングに行ってきまして、そろそろブーツのメンテナンスだな~と感じましたのでその過程を記事にしてみることにします。

色々なサイトを見ながら行っている自己流方法です。参考になれば幸いですね。

手入れを行うブーツの紹介

AVIREX TIGER[クレイジーホース]

これからメンテナンスを行うのは、上記のブーツになります。

2015年3月に購入してから、4年間と数ヶ月使っている物です。そろそろ年季が出てきたかな~なんて感じの状態です。

使用頻度と扱い方

バイクでの使用

バイクに乗る時メインで使用しているのがこのブーツです。恥ずかしながらバイクに乗る頻度はそこまで高いほうではなく、多いときで月2回程度、少ないと半年乗らなかった時期もあります。平均で見るとバイクに乗るのは2ヶ月に1~2回といったところでしょうか。

ちなみに確定で雨の日にやむを得ず乗る場合は以前まで使用していた5000円程度の防水合皮ブーツを使用しています。この4年間だと3回しか雨のツーリングを行っていなくて、そのうち1回はAVIREXのブーツだったので2回しか使っていないので頻度の点であまり考慮する必要が無いと思います。(しかも、この間のツーリングでついに靴底が剥がれました(笑))

その1回の雨でも、行ったメンテナンスは帰ってきてからブーツを雑巾で水をある程度吸い取ってから乾くまで放置しただけで、その後に今回紹介するオイルメンテナンスまで2日間くらい空きました。

日常での使用

バイクだけでなく、普段使いとしても活躍しています。むしろ、バイクで使うより圧倒的に多いです。

冬の休日はほぼ全てこのブーツで出かけます。夏は通気性の良いニューバランスの靴を履くことが多いですが、ブーツもそこそこの頻度で使います。(平日はメレルのウォーキングシューズを使ってます。)

例外は、ウォーキングや運動のために出かける時くらいでしょうか。この時ばかりは季節関係なくランニングシューズを履きます。

メンテナンスについて

頻度

メンテナンスの頻度もそこまで高くはありません。ちょっとズボラな性格なもので・・・

基本的には半年に1回くらいでしょうか。あとは追加で以下の場合に行います。

  1. 朝から晩までかかる丸一日以上のツーリングに使った場合
  2. 前回のメンテナンスから短時間でも3~4回程度バイクで使用した時
  3. 日常使いのうち、雨の中で使用して水溜り踏み抜いたりして明らかに濡れてしまった場合
  4. 砂の舞うエリアで使用して、表面が砂だらけになった場合

こんな時にメンテナンスをするよう心がけています。ちょくちょく2~3日放置することもありますが・・・

必要なもの

馬毛ブラシ

ほこりを払うのに最適な馬毛ブラシが必要です。毛が柔らかくて革を傷つけません。毛の硬いナイロンブラシ等を使うと革が傷付くかと思われます。

私が購入したのは以下の商品ですが、どのメーカでも同価格帯以上なら悪いものに当たることは少ないかと。

レザー用オイル

メンテナンスのメインはこのオイルを塗りこむ作業です。オイルの種類はミンクオイルがコスパが良く、一般的です。ただ、様々な種類があり奥が深いようなので、好きなものを調べて購入してみるとより愛着が沸くことでしょう。

私は、ブーツと一緒に購入したコロンブスのミンクオイルをメインで使っています。

たまに気分転換で、上の写真にあるオイルも使っています。何かのオマケで付いてきたやつですが、どうやって入手したか覚えてません。野球グローブだったか、革靴だったか・・・
あとは、今のミンクオイルを使い切ったら下記のオイルも試してみたいです。ツヤがよく出る秀逸な商品らしいので、どちらかというと財布や革靴向きかもしれません。

使い捨て出来る布

いわゆるウエスというやつですね。上記写真のようにロールで使える市販品でも良いですし、古着や廃棄寸前のタオルでも問題ありません。実際に私は穴の開いた靴下やボロボロのタオルを使っていた時期もありました。現在は、はさみでの切断が面倒で止めました。

私は写真のようなロールのものを使っていますが、下記のようなタオルタイプも使いやすいかと思います。(ちなみに、ロールはどういったものを購入したか忘れました。)

実際の作業手順

4年ちょい使っていることもあって、少し感想気味のブーツは汚れが目立ちます。特につま先部分や二重布の間の折れ目が付きやすい部分がダメージを負いやすいです。オイルメンテナンスを行うことで、これらが目立たなくなり更なるダメージを負いにくくします。

馬毛ブラシでゴミやほこりを払う

まず、革の表面についているチリホコリを取り除きます。靴なので、他にも砂などが多く付いていることでしょう。特に溝や紐の間などはしっかり掃除しないと綺麗になりにくいです。

私は、靴だから溝は適当でいいかな理論でそんなに丁寧にはやってませんね(笑)

ウエスにオイルを取り、革に塗りこむ

次に、ウエスを用いてオイルを塗っていきます。ウエスでミンクオイルを掬ってブーツに塗りたくっていきます。そしてオイルを塗り伸ばしていきます。ひたすら塗っては伸ばして丹精込めて仕上げていきます。

オイルはあまり塗りすぎると良くないそうですが、私は今のところ割とテキトーな分量でやっていても大丈夫でした。まあ、ブーツくらい無骨なアイテムだからそれでも大丈夫なだけで、繊細な表情が求められる財布とか革靴はちゃんとやったほうがいいかもしれませんね。

以下が、左足(写真右)だけ塗り終わった状態です。(クリックでちょっと大きくなります。質感を比較してみてください。)

馬毛ブラシが雑なので靴紐の最下部に埃の塊が見えますね。皆さんはちゃんとやりましょう。

風通しの良い日陰に放置

あとは丸一日くらい放置すれば、OKです。資料によって30分だったり1時間だったり1日だったりバラバラですが、私はズボラ気味なので1日放置します。

また、ちゃんとした革のお店の資料だと放置後に乾いた布で拭きあげる作業があると言いますが、私はサボってます。ブーツなんで無骨(以下略)

最後に

とまあこんな感じの程度のメンテナンスでも4年半ブーツを保ち続けることが出来るので、皆さんも気張らずに革製品を使ってみてください。

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