悩める偏頭痛対策について

カラダの健康

前置き

プロフィールの持病欄にも書きましたが、私は偏頭痛持ちです。病院に行って偏頭痛が確定したのは24歳の時ですが、兆候が出始めたのは20歳頃になります。

今も偏頭痛は続いていますが、自分としての対策はある程度固まっているのでご紹介します。

ちなみに、偏頭痛ほど酷くないですが緊張型頭痛もそこそこ発症します

頭痛の概要

頭痛の種類

知っている人も多いかと思いますが、頭痛にはいくつか種類があります。

  1. 緊張型頭痛
  2. 偏頭痛(片頭痛)
  3. 群発頭痛
  4. 病気・ケガが原因の頭痛

私が体験したことの無い3と4を簡単に説明します。

3. 群発頭痛:最も痛みを感じる頭痛で、痛みが発生してからは皮下注射と酸素吸入以外で痛みをとる方法が無いそうです。症例はほとんど男性だとか。

4.病気・ケガが原因の頭痛:脳出血や脳腫瘍など、死に直結する頭痛です。普通の頭痛とは痛み方と強さが違うらしいので、すぐ病院へ行くべきです。

緊張型頭痛

世の中で一番症例が多いタイプの頭痛です。

これは、血管が収縮して起こるタイプの頭痛で、頭全体や後頭部の広い範囲が締め付けられるような痛み方をします。

要因は、長時間のデスクワークなどで、肩の筋肉が凝り固まったり目の疲れたりしてくるタイプと、精神的な問題からストレスで発症するタイプの二通りが多いです。

痛みの程度は低いので、市販の鎮痛剤で治まることがほとんどで、少ししんどい場合でもロキソニン等を処方してもらえばほぼ痛みは取れます。

ただ、すぐ薬に頼るよりは頭痛の原因となる要素を排除するのが最も効果的なので、ストレッチやマッサージ、お風呂など体と心をリラックスさせるのが良いでしょう。

偏頭痛

女性のほうがなりやすいと言われる、痛みが強めの頭痛です。

痛みにも個人差が結構あり、また同じ人でも痛みの強さが毎回違うことも多いです。こちらは血管が拡張されて起こるタイプの頭痛で、脈拍に合わせてズキンズキンと痛みが襲ってきます。

要因は不明な場合が多く、その場合1ヶ月に1回など周期的に現れます。そして大体の場合、頭痛は半日~一日超続きます。ただ、原因不明でも痛みが誘引される可能性がある食べ物(チョコ,チーズ,ワインなど)や事象(睡眠過不足,ストレス)があります。

痛みの強さは緊張型頭痛より酷くなる場合が多く、市販薬含む鎮痛剤で痛みが取りきれない場合もあります。

偏頭痛の特徴として、頭痛前に前兆が現れることがあるので頭痛前や頭痛初期に血管収縮薬を飲むことが対策となります。(薬は医者で処方されます。)薬以外の対策は痛みを和らげる程度ですが、こめかみを押さえたり冷やしたりする方法があります。

主な前兆には[閃輝暗点]と言われる幻覚のようなものが見える場合が多いらしく、他にも生あくびなどがあると医者で聞きました。

私の体験談

偏頭痛の程度と頻度

私の偏頭痛は、2週間~1ヶ月に1回の頻度で仕事に支障が出る程度(集中力低下)の偏頭痛が発生します。そして、前兆時や頭痛初期に[クリアミンS]という薬を飲むことで8割程度、ほとんど痛みを感じないくらいに抑えることが出来ます。

しかし、偏頭痛の兆候を感じた20歳頃から現在の約7年間で、仕事を休むほどの激痛+吐き気の酷い頭痛を3回経験しています。3回目では、頭痛初期に薬を飲みましたがあまり効果は見られませんでした。

頭痛の歴史と私の頭痛前兆

繰り返しになりますが、私が偏頭痛が間違いなくあったと断言出来る最初期は20歳頃です。というのも、仕事を休むほどの激痛がこめかみに走り、当時実家暮らしだった私は祖父に連れられ総合病院でMRI検査を行った経験があるからです。その時は、スキャンに何も写らずロキソニンを処方されて様子見で終わったのですが、時期的にはこのくらいから右側頭部が痛み出す(痛みの強さは上記ほどでは無いですが)頭痛が散見されるようになりました。

偏頭痛が確定したのは24歳ですが、この頃から月初に頭痛が起こることが多い気がして、自分から偏頭痛を疑い病院にかかりました。クリアミンSをいう錠剤を貰い、医者には「これが効いたら偏頭痛確定だよ」と言われたので、次のこめかみが痛む頭痛の初期で飲んだところ見事に効果が現れました

その後、何度か飲むうちに私の場合の前兆を掴むことが出来ました。それは[急激な肩こりが発生]することです。後に記事にする気ではいますが、私は18~22歳頃まで仕事とプライベートでのパソコンのやり過ぎによる肩こりを経験しています。ですが、頭痛の前兆としての肩こりは、これで体験したずっと肩が重い感じのタイプとは違い、急激に疲れと肩こりがやってきて明らかに仕事能率が低下します。その後、2~4時間後に頭痛が発症するのです。

ちなみに、頭痛が発生してからしばらくすると嘘みたいに肩こりが解消します。ていうか、肩こりどころじゃ無くなります。予防でクリアミンSを摂取した場合でも、半日後には自然と肩こりも無くなるので、やはり肩こりが前兆なのではないかと考えています。

ちなみに薬を飲むようになってから、スマホのメモ帳で頭痛日記をつけるようになりました。意外とこれは重要で周期から次の頭痛時期を予測できます。ただ、私の場合は油断すると緊張型頭痛がきたりします。疲れとストレスには注意ですね。

最後に

偏頭痛になってしまったものは仕方がないので頭痛とうまく付き合っていかなければなりません。また、脳のケガ・病気による頭痛がいつ発生するとも限らないので、頭痛に慣れている方も油断はしないようにしましょう。

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