増税前に災害の備えを完遂させた① ~防災リュック編~

災害対策

前置き

いよいよ10月が来て消費税が増税されましたね。軽減税率やらキャッシュレスやらでひたすらに面倒くさいですが、そのことは一旦置いておいて今回その増税前に重い腰を上げて災害の備えとして、非常持ち出し用品や常備品を揃えたので説明していきます。

今回は、非常用持ち出し袋として用意した防災リュックについて紹介します。

災害リュック

災害発生時にすぐ持ち出せるようにカバンひとつに必要なものをまとめたかたちになります。

ウチの場合は、嫁と私で2つのリュックにしてあります。(ひとつに入らなかったとも言う)

一つ目は上記に載せてある写真の左側のリュックです。昔から私が使用しているアウトドア用の大き目リュックとなります。今はAVIREX製のボックス型リュックを使用しているので、あまり使うことが無くなったこのリュックを災害用としてリユースします。

もうひとつは、今回新しく購入した名目上は「ショッピングバッグ」となる以下のものになります。

20Lくらいでそれなりの容量となっているこのバッグを、今回は災害用として準備しました。

選んだ利点がいくつかあるので説明していきます。

カバンとしての基本的な機能

カバンとして最低限の利便性は兼ね備えています。まず、上記写真に見えるように水筒やペットボトルを入れておけるポケットが付いています。

そして、中は間仕切り兼、小ポケットとして使える網が備わっています。簡易的なものなので、あまり便利なものではないですが、元々は買い物用なのでここはご愛敬。他に小物を分けるようなポケットは見当たらないので、細々としたものは全てここに入れることになります。

リュックとしての背負う機能

ショッピングバッグと紹介しましたが、これはリュックとしてカートから分離させて背負うことが出来ます。カート部分は荷物運搬に使用できるので、荷物が多くなったときやポリタンクに水をもらいに行くときなどに活用できるでしょう。

似た商品では、意外とこのリュックになる機能が無い場合が多かったです。

イスへの変形機能

このカートのキモとなる部分です。

座面を倒して固定することで、座ることが出来るようになります。お世辞にもすごく座り心地が良いわけでは無いですが、災害時には重宝すると思います。我が家の場合は、嫁が妊娠中なので万が一の災害発生時にどこでも座ることが出来るようにする意図がありますが、小さい子供用としても十分便利に使いこなせるでしょう。

転がし運搬できる取っ手

今回の選定理由としての機能は、この引っ張って運べる機構を基準にして探しました。

非常用とは言っても、水などでそれなりに重量が増えるカバンを持ち出すことを考えると嫁が妊娠中の今は負担になりづらいこのかたちが最適かなと。

道や避難所が完璧とも限らないので、椅子やリュック機能も付いているとなおのこと良しだと考えてこのカートを選びました。

欲しかった機能

本来の災害目的ではないので仕方がないと言えばそうなのですが、欲しかった機能を挙げていきます。これらを達成出来る椅子付きカート(リュック分離)なんて、自分でうまく作らない限りはそうそう発売されないとは思いますが。

防水機能

上記リュックもある程度の水滴なら問題ないくらいの生地の厚みがありますが、防水となると本格的なアウトドア用品にならないと難しいと思います。

リュック用のレインカバーを用いるかシートでDIYしてカバーを作るのが近い道ですかね。

下図は左側がリュック用レインカバーで右側がレインスーツとなります。ウチはリュック2つなのでレインカバーがもう1個欲しいですね。(レインコートは嫁も持ってます)

防火機能

災害用の専門的なリュックだと採用率が高いですね。主に銀色の消防服みたいな素材のやつです。

万が一を考えると欲しい機能ではありますが、家が火事になったらリュックに耐火性能があっても、意味を成すことはほぼ無いですね。

もし災害向けにもう一つリュックを買う機会に遭遇したら一考します。

今の内容はこんな感じです

現在購入済みの非常用持ち出し用品を詰めるとこんな感じになります。

(内容物については別の回で解説します)

両方とも1/4くらい空きスペースがありますが、これは今後子供が生まれた時にオムツとかミルクとか入れるためのスペースになります。

嫁が出産したら、それらが加わることになりますね。

選んだリュックと候補だったリュック

こちらが今回選んだリュックになります。

ほかの候補はいくつかありますが、欲しい機能がちょこちょこ無かったりして散っていきました。上記で説明してきた機能がいらなければ選出してもいいかもしれませんね。

これはキャリータイプ+中もそれなりに揃っていると高評価でしたが、椅子機能が無いので断念。

これはキャリー+椅子+中が保冷機能と点数は高いですが、トートバッグなのでNGでした。中に同じ会社の防災リュックを入れればその欠点も解決しそうですが、両方合わせて2万円なので却下です。

こちらはスタンダードなタイプのリュックです。日本防災機構のお墨付きと評価は高いですが、今回はキャリータイプを探していたので断念しました。

最後に

今まで日本で災害が起こるたびに買わなければと懸念していた非常用持ち出し用品を遂に購入しました。なんと腰の重かったことやら。結婚とか出産はこういうことの節目になりやすいですね。

増税は既になされてしまいましたが、まだ準備していない方は手遅れになる前に準備しちゃってください。

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