前置き
今回は救急セットについての解説になります。災害対策備品系全般を紹介しようと思ってましたが、写真が多くなったので分割することにします。
前回の消耗品についてはこちらから↓
救急セット
防災リュックに容易に納まるサイズの救急セットになります。Amazonで検索すると中華品が多くヒットします。中には実用に耐えない(壊れやすかったり)内容物もボチボチ存在するみたいですが、どれも外のケースはなかなか良い品質のもの揃いなので、ケース目当てに買って内容物の使えなさそうなものを交換するスタイルがいいかもしれません。
登山者等が割と頻繁に使用するなら特に中は吟味したほうが良さそうですが、災害時の応急処置数回だけと考えると問題は無さそうなイメージです。
私が購入した物の中身はこのようになってます。↓
中を見た限りではどれも問題なさそうなのでそのまま防災リュックに入れることとします。
ちなみにケースサイズは縦20cm横13cm厚み6cmくらいです。
いくつか気になったアイテムをピックアップします。
ポイズンリムーバー
吸盤付き注射器といった形のこれは毒のある生物に刺された時に応急処置として毒を吸い出す目的のものです。
注射器の先端にカップを装着します。このカップが曲者で細いほうと広いほうどちらも取り付けられるようになっているのは良いのですが、精度が悪いらしくハズレ製品に当たると装着時にカップが割れ、吸引能力が低下してしまうというレビューがちらほらありました。
私のは1〜2回付けた感じセーフっぽいです。
はさみ
小さいはさみです。この商品とは別の物のレビューですが、ものによってはガーゼすら切れないくらいかみ合わせが悪かったり、何かを切ったら逆にはさみが折れるくらい貧弱だったりするみたいです。
幸いこの商品はちゃっちいですが、普通に使えました。
アルミブランケット
寒さを緩和するアルミブランケットです。広げたら二度と戻せなくなりそうなので、これは開封こそしませんでしたが、ほぼ同じ商品を過去に避難訓練か何かの一環で使った経験ではなかなか暖かくなったことを記憶しているので信頼はしていいかも。
LEDライト
電池のいらない緊急時用のLEDライトです。特徴的なのは、手回しだったり振ったりするライトとはまた異なる、握るタイプのライトだということです。
蓄電機能はありませんが、ニギニギしていればずっと点灯するので片手で必要な時間だけ点けれるのはメリットです。
デメリットはやや疲れる事です。
多機能カード
一枚の金属カードに様々な機能がまとめられた逸品です。
Amazonの商品紹介ページには機能が書かれていませんが、説明書が付属するので気になる方は画像を確認してください。
のこぎり・ものさし・ドライバーあたりは使用頻度が高そうですね。逆に六角レンチや缶切りは使い道が限定されそうです。今時の缶はプルタブがありますからね。
他の救急セットには無い場合もあるので、それが付いているこのセットはありがたいです。
まとめ
この他にも包帯や三角巾・綿棒など必要最低限は揃っているセットなので、ぜひ検討してみてください。
最後に
救急セットは非常時こそ無いと困る一品なのでしっかり準備したほうが良いでしょう。