前置き
今年の初めにスマホをXperiaからGoogle pixelに変更しまして、せっかくだから古い機種とはいえXperia ZL2の今更なレビューを軽くしようかなと思い立ちました。
ま、多少は今のXperiaの参考になるかもしれません。
Xperiaを選んだ経緯と変更した動機
Xperia ZL2に機種変更する前は、HTC Jを使用していました。四国にツーリングしてる最中にアスファルトに落下して画面が割れてしまったので機種変更を決意したことを覚えています。
当時ZL2の他と悩んだ機種の候補は残念ながら記憶していませんが、選んだ理由はパフォーマンスが優れていてバランスが良い機種との評判があったからだったことを覚えています。
逆に今回、機種変更するきっかけになったのは、流石に4年経っていた(2年目時点で一度バッテリー交換と称して端末交換をしています)事と、後述する不具合現象が発生したからです。
Xperia ZL2の良かった点と悪かった点
良かった点
バッテリーの持ちは中々優れていた
バッテリーは3000mAhと結構あって、本体の放熱機能も悪くないのでバッテリーの持ちは普通以上にあった感覚です。私はスマホヘビーユーザーではない(一日の使用時間は2時間程度)のですが、夜の残量は平均60〜70%といったくらいでした。バッテリー的にも3年くらいはストレスなく使えるくらい耐久があるイメージです。
2年でバッテリー交換したのは、無料で1回できるのが2年までという制限と1代目の後半にタップ系アプリ(クリッカーゲームってやつです。コレとかコレとか)にどハマリした時期があってスマホ爆熱バッテリー酷使してたからです。
処理速度は速くていい感じでした
スマホライトユーザーとはいえ、個人的な趣向からこの項目はそれなりの高機能な機種を選ぼうと考えていました。
この項目に詳しい方はベンチマーク評価等を載せるのでしょうが、恥ずかしながら私はそこまでの知識を持ち合わせていないので、感覚的な評価になります。
クアッドコア搭載でメモリは3GBと当時としては悪くないスペック。実際の使用感としてもカクカク動作に悩まされた事はほぼ無かったです。ただし、最後半はキャッシュか何かがだいぶ溜まっていたのかちょっと動作の重さが気になる感じでもありました。
スマホサイズは5inchジャスト
大き過ぎず小さ過ぎず、ちょうどいいサイズでした。私はあまり手のひらは大きくないのですが、片手で全く支障なく操作できました。比較として、今使っているGoogle pixel 3XLは6.3inchで使用感は持ち手の最下部と最上部がかなり厳しい操作感です。
FeliCaのヘビーユーザーでした
私は現金決済があまり好きではないので、スマホをかざして決済できる機能は必須だと考えていました。(今もそうです)
なので、FeliCa機能の付いているスマホは優先度が高い候補のひとつです。
1代目の初期は厚めの手帳型カバーを使用していて、NFCの反応がイマイチでした。中期から2代目の最後まではバンカーリングを取り付けていましたが、NFCからずらしていたので反応は問題無くしていました。裏面がゴツゴツするので、タッチはしにくいのですけどね。
充電スタンドが使いやすい
充電スタンドは、スマホの横側にある端子をスタンドに合わせることで充電が可能です。蓋を外したりすることなく充電出来るので、面倒くさがりの私にとっては便利な機能でした。
前述の通り、1代目初期は手帳型カバーを取り付けてしていましたが、スタンド充電対応型といって、カバーの一部が開ける構造のものだったので、ちょっと煩わしいもののちゃんと使用は出来ていました。
バンカーリング時代は充電に支障は無かったです。
悪かった点
防水だからか、たまに熱暴走する
スペック表記上は、防水でIPX5/8です。私の基準での普段使いなら問題無いのですが、スマホアプリのヘビーユーザーだと結構熱を持つかもしれません。
私の場合は、バイクのタンクバッグに入れていれていたら(ナビとか音楽の使用はしていません)熱くなりすぎて、降りてからしばらくカメラが使えなかったことがちょくちょくあります。
PC接続が有線無線問わず不安定
USBやWi-fiを利用してペアリングしたPCと接続してデータのやり取りが出来るのですが、これが結構不安定で、データ転送中に接続が切れる場合が多いです。
結構ストレスポイントなので、後半はSDカードから直接データのやり取りをすることが多かったです。
インカメが凄まじくショボい
これはスペックで理解している前提で選んだので、そこまで問題ではないのですが同世代のスマホと比べても突出してインカメの画素が悪いです。まあ、購入した当時の私はインカメは殆ど使わない人間だったので。
今は嫁の指示でインカメ使用割合が増したので、そこそこの画質が無いと困ります。
水分への画面反応が過敏
画面に水分がつくと、そこがタッチされていると端末が誤解して激しく動き出すことが多いです。他のスマホと比べても過敏に感じるので、手が濡れた後はしっかりと拭き取らないと反応がおかしくなります。
ゴーストタッチ
ゴーストタッチというのは、触れていないのに勝手にスマホがタップされたりスワイプされたりする現象のことです。
2代目の最後になりました。前述した交換を決意した不具合原因となります。割とXperiaはこのゴーストタッチ発生率が高い(ネット情報ですが)とネット上では聞きました。
どうやっても自力では直らなかったので、機種変更へと決意しました。
最後に
最終的な評価は、ゴーストタッチが困るもののそれさえ起こらなければXperiaは無難かつベターな選択肢になるだろうという内容に落ち着きます。
次のスマホにGoogle Pixelを選んだのは、また理由がありますのでそれは次にスマホの記事を書くときに語るとします。