前置き
パナソニックのショールーム見学のお話。
前回はキッチンについて、まとめていきました。
今回はバスルーム編、お風呂について記録していきます。
パナソニックの設備ランク
グレードについては前回で解説しているので、こちらを参考にしてください。
(ランク別の項目まで飛びます)
製品ランク別紹介
前回と同じく、低ランク製品にも付いている機能を解説してL-Classで追加項目があれば補足していく流れとなります。ただ、お風呂に関してはL-Classは少し見ただけで検討はしていないのであまり参考にならないかもしれません。
バスルーム
バスルームもコストのかかってくる設備となります。ただ、贅沢設備をガッツリ付けなければそこまで価格差は出ないイメージでした。
バスルームの低価格帯名称は「オフローラ」となります。
紹介部分以外での選択項目は以下の通りとなります。
- 壁紙の柄
- ミラーの形状
- カウンターや棚の形状
- 照明の形状
- 窓
これらのL-Classとオフローラの違いは、キッチンと同じで柄や形状の選択肢が少ないことです。また、いくつかの贅沢装備はL-Class専用となっているようです。
以下、紹介された機能で気になるものをピックアップしていきます。
有機ガラス系浴槽+水栓(スゴピカ素材)
キッチンのシンクでも紹介した水垢の付きにくい材質になります。
水垢の付きにくい性能にこだわりがなければ、大理石やFRP(従来の強化繊維プラスチック)でコストダウンも出来ますが、水の使用が最も多いうえキッチンと違って密室となるバスルームは水垢が付着しづらい事に越したことはありません。
浴槽の形状
形状による価格差は無いようです。
お風呂の坪サイズにより選べる形状が変わってくる特徴はあります。一般的に多いとされる1坪風呂だと通常のアーチ形状の他にアームレストのあるリクラインと半身浴が出来るエスラインが選べるようです。
ちなみに1.25坪以上で選べるワイド浴槽はベンチのある形状となっています。
スミピカフロア
床の端が少し立ち上がっているので、壁と床のシーリングに水が溜まらない構造となっています。また、床溝のパターンが水分の溜まりにくい構造となっていて乾きやすいようです。
水栓の種類
水栓には素材の他に、形状がいくつかありました。
これは浴槽と違い、価格差の出る部品となります。下から順に
- スタンダード水栓(通常)
- スゴピカ水栓(スゴピカ素材+スクエア形状)
- メタル水栓(金属素材+スクエア形状)
- ライトタッチ水栓(レバータイプ)
- らくピタ水栓(ワンタッチタイプ)
となっています。
次にカッコ内の特徴としていくつか簡単に説明します。
・スクエア形状 → 水滴溜まりが発生しにくい形状
・レバータイプ → ひねる水栓ではなく、前後に傾けるレバーで調整する水栓
・ワンタッチタイプ → 流量や温度を電子画面で設定して、吐水はスイッチでON/OFFする
個人的には水垢が付き難く価格も標準的なスゴピカ水栓が良いかなと思っています。らくピタ水栓もいい感じですが、スゴピカと比べて+17万円くらいしますので・・・
その他
その他でまとめてしまいますが、他はあまり普通のお風呂についていない設備が多いです。
- 酸素美泡湯
- 浴槽LED照明
- 床暖房
- 暖房換気乾燥機
欲しい人は欲しい機能だと思いますが、我が家でこれらを導入することは無さそうです。
最後に
これにてバスルーム編が終わりです。
キッチンに比べて、欲しい機能は少なめなので簡潔になりましたが、それでも水が関係する設備なのでしっかりと考えることは大事ですね。
次は、トイレ+洗面化粧台編となる予定です。