増税前災害備蓄③ ~消耗品編~(貴重な水を使わない品々)

災害対策

前置き

前回に引き続き災害用備蓄品の紹介になります。

前回の記事はこちらから↓

増税前災害備蓄② ~食料・飲料編~(15年や25年の保存も!)
前置き今現在(2019年10月12日)、台風19号が猛威を振るっています。増税前に災害対策品を購入して若干タイムリーではありましたが、備える前の時とは安心感が違いますね。というわけで、今回は食料品と飲料水についての紹介になります。前回の防災...

今回は、消耗品関係の紹介をします。

よく使う物から、今回集めるまで使ったことない物まで防災リュックに入れたものを書いていきます。

日用品

まずは普段使う日用品で防災リュックに入れた物を紹介します。

サランラップ・アルミホイル

順々に解説していきます。

まずはサランラップから。

サランラップ

日常でも万能の扱いが出来るサランラップは災害時にも役立ちます。

ただ普段使いで使用するように、食品の冷蔵保存時やレンジで温める時のフタとしてはあまり役立ちません。電気が来てなかったら家電製品は使えませんし、非常食は基本密封状態から開封して使うことが多いからです。まったく出番がないとは言えませんが。

災害時に役立つ使い方としては以下の方法があります。

  1. 皿の上に敷いて食器の汚れを防止する。→水の無駄遣い防止になる。
  2. 包帯代わりとして止血に(あくまで応急処置)

他にも用途はいくつかありますが、すぐに誰でも扱えるのはこの方法が主となるでしょう。

注意点としては、ラップ類を皿に敷く場合は製品により水分が透過しやすい物もあるので注意しましょう。個人的には経験上サランラップだと透過しなくてポリラップだと透過した経験があります。これはポリラップが酸素の透過性に重きをおいた製品だからだと思います。

↓こちらはおまけがついてちょっとお得です。後記するジップロックが付いています。

アルミホイル

アルミホイルも日常と同じ使い方から非常時に役立つ使い方まで色々あります。

アルミニウムの特性を生かした用途が多いです。

  1. 輻射熱を利用した保温性(食品の他、人体にも利用可能)
  2. 調理器具の汚れ防止→熱に弱いラップと違いフライパンにも利用可
  3. ガチガチにすれば食器そのものにもなる

基本的には食品に使うことが多いので、上記写真のように抗菌タイプを選ぶとなお良いでしょう。

ジップロック

商品名で恐縮ですが、ほぼ1強状態なので他に選択肢少ないので。

食品を保管するのに箱タイプと違って場所や形を問わずに仕舞えるので、便利です。

注意点としては、ネット上では豆知識とか裏技で紹介されるお米を炊く方法があるみたいですが、耐熱温度的にちょっと危険なのでやらないほうがいいです。

我が家はサランラップ購入時のおまけを入れときましたが、単体で購入するならこちら。

少なめ枚数ですが、そんなに嵩張らないかと。

ポケットティッシュ・マスク

これらは普段使い慣れているものなら殆どなんでも良いです。

用意周到な人なら災害関係なく鞄の中にいくつか忍ばせてることも多いので、習慣にしておきましょう。

紙皿・紙コップ・割り箸

アウトドアでよく使用するこれら使い捨て食器類も災害時には役立ちます。

特に大皿系よりも小皿系を揃えておくと、嵩張らないうえ限りある食品を家族間で分けるのに有用です。

我が家は↓のΦ10cmほどの物を購入。

非常時の代用品

次は普段あまり使用する機会は無い(登山とかアウトドアが趣味の人はそうでもないかもしれませんが)商品を紹介していきます。

アルコールタオル+歯ブラシシート

観察眼のある方は一目で分かったかもしれませんが、実は上の写真にある除菌アルコールシートは間違えて購入したものになります。これはボトルタイプの詰め替え商品で普通のウェットシートのように取り出すタイプではありません。気をつけましょう。(幸い我が家は除菌アルコールタオルのボトルがあるのでなんとかなりました。)

上の歯磨きシートは災害時にも使いやすいちゃんとしたものなので安心です。

歯磨きシートは歯磨きに余念のない人は普段から使っているかもしれませんが、使ったことの無い人が多いと思います。

ウェットになっているシートを歯に擦り付け汚れを落とす使い方をします。水を使わないので災害時には役立つ性能となっています。

そして購入後にアルコールタオルを調べ直したら、災害用のやつが出てきたので載せておきます。(口腔ケアにも使えるので、これひとつで大丈夫感があります。次はこれを買おう!)

水のいらないシャンプー

お次は水のいらないシャンプーです。

これも災害時に水の節約に繋がる商品です。

使い方としては、このシャンプーを頭皮と髪に馴染ませ、乾いたタオルで拭くという工程のみとなります。

災害時以外にも車中泊とかキャンプでややサバイバルな旅行にも使えそうです。

簡易トイレ(非常用トイレ)

最後はこの防災用トイレです。

中は黒いポリ袋と吸水ポリマーが入っていて、袋の中に吸水ポリマーをいれてから用を足すと匂いと水分がすべて吸い取られ、袋の口を縛って捨てられるという代物です。

このトイレマンはコストパフォーマンスが高めで、上の写真でA4サイズほどと家に置いておいてもスペースをそんなに取りません。

防災リュックにも念のため1~2個入れておけば安心です。

販売は50回分と100回分があり、我が家は2人なので50回分を購入しましたが、家族の多い方は100回分を購入しておきましょう。

ちなみに簡易便座セットもあるので、念を入れる方はこちらもオススメです。

最後に

非常持ち出し袋に入れた消耗品はこんなところです。

応急処置用の医療セットは消耗品もありますが、次回に持ち越しとなります。

次回は、災害に役立つ道具編となる予定です。

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