前置き
ブログが3ヶ月ちょい更新が滞ってましたね。
タイトルの通り、4月のIPA資格の勉強をしていました。
本文
経緯
前2つの記事が、ITコンサルの本を読んだ読書感想文でしたが、色々な事情から昨年落ちたネットワークスペシャリストではなくITストラテジストを受けることにしました。
資格取得が目的というよりは経営や戦略の勉強そのものが目的でした。幸か不幸か今回のネットワークスペシャリスト難しかったらしいですね。
もっとも受けたとしてもわたしは今回受かったがね(吉良吉影風)。
準備
開始時期
1月後半頃から腰を据えて勉強を開始しました。(SNS投稿から推測すると1/24スタートっぽいです)
初見の資格に相対する時のいつものスタイル(つまり大半の娯楽を捨てて特攻する手法)で3ヶ月強の期間勉強していました。
基本的には平日しか勉強できないので、トータル勉強時間は意外と無いかもしれないですね。
参考書
IPA資格では最難関との声もあるくらいの難易度の資格であり、自分の仕事や経験からもほぼ分野外なので、生半可な受け方では落ちると思って参考書は過去最多の4冊体制です。
どの参考書をどう使ったかは後述します。
勉強の仕方
用語学習(午前2対策)
応用情報の勉強時に応用情報レベルでひと通り知識を得はしましたが、午後問題でストラテジ系は選んでないですし仕事でも普段は使わないので、用語などの知識習得を最初に行いました。
使用した参考書は「重点対策」の本です。
午前2対策の本としてはこれ一冊でなんとかなると思います。
用語そのものの半分くらいは応用情報の時に見たやつなので復習の側面もありましたが、あまり深く入り込んでなかったので結構時間かけた気もします。NPVの計算方法とかそこそこ苦労してましたね。
Web学習も2月頭頃からボチボチ始めました。APやSCの時にお世話になった「過去問道場(リンクはAP)」さんではSTを扱っていなかったので、別サイトである「ITストラテジスト過去問対策.com」を利用させていただきました。
だいたい2月中旬ごろまでが用語学習ですね。
記述知識学習(午後1対策)
2初旬頃から、用語もボチボチ出来てきたので午後1の対策にも取り組み始めました。
参考書は、午後1にも利用した「重点対策」の他、「情報処理教科書」の本も使い始めました。
参考書の質は同程度でどちらも有用だと思います。個人的には「情報処理教科書」のほうが好きですね。
あとはYouTubeの「三好康之」さんのチャンネルが良かったですね。このチャンネルは午後1でも午後2でも役立ちます。
論文学習(午後2対策)
ここが鬼門です。私は3月に入ってから論文対策を始めました。
参考書は「重点対策」「情報処理教科書」「最速の論文対策」「合格論文の書き方」の4冊全てを利用しています。
午後2ために参考書を買う場合は注意点が3つあります。
1個目の注意点として、「重点対策」は午後2対策として購入するには旨みが薄い気がします。午前2~午後2までカバーしている点はいいですが、初論文の自分としては「重点対策」の午後2は、そこまで合わなかったです。合わなかったというか他の参考書のほうが合ったという感想が近いわけですが。
2個目の注意点として、「情報処理教科書」と「最速の論文対策」の対策手法は同じである点です。著者が同じ方であると後から気づきましたが、基本的に同じことが書いてありました。逆に言うと、午後2対策のみ参考書が欲しい方が「最速の論文対策」を購入して、午後1対策も含めて本を読みたい方が「情報処理教科書」を購入するのが良いと思いました。ちなみに対策手法は同じですが「情報処理教科書」だと論文例が多めに載っているので全部が一緒な訳ではないです。
3個目の注意点として、「合格論文の書き方」の本は論文が複数人で書かれているので、自分に合う合わないがハッキリ分かれる点です。論文の例がたくさん載っているので書き方のスタイルが合う人の論文を参考にしたり、スタイルが合わなくても表現方法の技術を抜き出す使い方になるかと思います。
午後2でも三好さんのYouTubeが参考になります。
準備総括
色々な方のブログなどを見ると論文対策から行うのがセオリーみたいです。
自分は真逆のやり方をしてしまったので、セオリーを調べる前に参考書の頭から愚直に始めた点は反省ですね。それなりに期間を確保したので、なんとかなったと言えばなったんですが。
試験本番
簡単な感想はSNSでもひとことふたこと言いましたが、やはり論文が難しかったなぁという感想です。
流石にそれなりの期間をかけて対策してきているので午前2は楽勝でしたが、私が今までテクノロジ系の試験ばかり受けていたので国語的である午後1や論文の入ってくる午後2のあるストラテジ系はこれで良かったんかな?というフワフワ感があります。
まぁそれでも、「絶対に落ちた」とか「ヤバイかもしれない」という感覚は無いので、6月末の結果に期待といったところです。ただ、この感覚はあまり当てにならず過去に何度か落ちてる試験があるわけですが・・・
最後に
2023年秋期試験はプライベートの都合上、受験することが出来ないのでしばらくは資格に追われる生活とは離れそうです。(ベンダ資格に魅了されなければ)
毎回言ってますが、色々な活動を再開していきたいところですね。