メレルのモアブFST2ゴアテックスが最も優れた通勤用靴だと思うお話

装備品(服飾等)

前置き

12月までは賃貸近くの勤務先に車通勤していましたが、1月から電車通勤に変わり一日の歩数が飛躍的に上昇したので通勤に使える靴を選定することにしました。

色々悩んだ結果選んだメレル(MERRELL)のモアブ(MOAB)シリーズであるFST2ゴアテックス(GORE-TEX)がほぼパーフェクトだったので紹介します。

製品の特徴

メレルとは

メレルはアメリカ発祥のメーカで、主にハイキングシューズやタウンシューズを取り扱う靴ブランドです。

有名な商品には、脱ぎ履きが楽でよく耳にするジャングルモックや目立つ色でフェス用途に人気なカメレオンシリーズの他、ハイキング初心者に勧められることの多いモアブシリーズなどがあります。

特にジャングルモックはスリッポンの人気ナンバーワンと言っても過言ではない人気があります。

イオンの靴屋でも見かけるメジャーなメーカではありますが、ランニングシューズとかは扱ってないので、ただスポーツを軽くやるだけの若い人には今ひとつ認知度が低い印象があります。(20代前半の時の私は知りませんでした。)

モアブFST2の機能

機能一覧的なところは公式ページ見てもらったほうが分かりやすいですね。

ここに公式URL貼る

とはいえここでも簡単に機能を紹介します。

防水機能(ゴアテックス[GORE-TEX])

メレルで扱っている靴にはメレル独自の防水機能であるM-SELECT【DRY】と、かの有名な防水機能のゴアテックスが混在しています。一応、防水としてはどちらもちゃんと働きますが、有名で実績も十分にあるのはゴアテックスですね。こちらのモアブFST2はゴアテックス仕様になっています。

ビブラム(Vibram)メガグリップ(MEGAGRIP)

実はこの靴を調べるまではビブラムソールという言葉を知りませんでした。靴好きの中では当たり前の用語かもしれませんが、靴のソールの機能を表していて、ビブラム社が開発しています。ブーツは大体ビブラムソールといっても過言ではないくらい幅広い靴で採用されています。私が持っているバイク用ブーツもビブラムソールでした。

ソールによって色々型式とかはありますが、分類として通常のビブラムソールが滑りにくさが普通(それでも普通の靴よりはかなり滑りにくいですが)だとしたら、メガグリップは更に滑りにくさが向上したモデルであると言えます。口コミの中には滑りにくい分減りが早いとの情報もありますが。

M-SELECT【FRESH】

メレル独自の機能(M-SELECTと書いてあるのは全部そうです)で、通気性を確保してますよ〜という機能ですね。透湿防水性の高いゴアテックスを採用している点からもそのあたりは大丈夫そうです。

参考価格

上が男性用で下が女性用です。しっかりしたハイキングシューズの中では相場中心の価格帯である15000円前後といったところです。結構価格の上下が激しいみたいなので、安い時は13000円くらいで買えたり、高いと18000円超えることもあるようです。

同じ靴でハイカット(ハイキングシューズ的にはミドルカットらしいですが)が良いなら、モアブFST2 MIDというモデルもあるようです。20000円くらいの価格になりますが。

男性用

女性用

レビュー

ここからはレビューということで、この靴を選んだ理由や実際に使ってみての使用感についてを述べていきます。

靴の経歴

参考までに、私の今まで履いてきた靴の選定について軽く語っていきます。そんなに重要じゃないので読み飛ばしてもらっても支障はないです。

20代初頭まではブーツ一辺倒の人間だったので、ティンバーランドやら何やらを通勤でもプライベートでも使っていました。

そして、バイクに乗るようになってブーツはバイクに特化したものを買うようになり、普段の通勤用(車通勤)として、使いやすい楽な靴を探しました。そこで私はメレルのジャングルモックを知って、結果的にジャングルモックの親戚のパスウェイモックという靴を通勤用として購入しました。(デザインが不評で周りからは靴下みたいと言われました…)

パスウェイモックで数年を過ごし、この間の1月から電車通勤が決まった際に、嫁から「そのダサい靴で公共交通機関使うのはやめてよね。」と言われ、それなりに底もすり減ってきたので新しい靴を買うことにしたのです。

通勤で使うために重視したポイント

まず、雨が降っても水が浸透してこないことが第一条件です。

ここは信頼性が重要だと考えていて、防水機能があると言っても実績のある素材じゃないと、靴というものは簡単に水が浸透してきてしまうので私が今まで使っていて実績があると考えるGORE-TEXかOUTDRYが希望でした。

次に、グリップがしっかりしていることが第二条件です。

今まで履いてきていたスニーカーやメレルでもパスウェイモックは滑るときは滑る仕様だったので、これも信頼性のあるビブラムソールが最低条件で、出来ればよりグリップ力の高いメガグリップかアークティックグリップ(こちらは氷上向けみたいですが)が希望でした。

最後はクッション性があることが第三条件です。

通勤の変化で一日の平均徒歩数が格段に増えるので、足腰に負担がかからないようクッション性の高い靴が希望でした。メレルではエアークッション(AIR CUSHION)がこれに該当する機能のようです。

最終的に、希望通り上位二つの機能を兼ね備えているメレルのモアブFST2 GORE-TEXを選びました。

一応、悩んだもう一つの商品として同じメレルのオンタリオ85があります。エアークッション機能は魅力的でデザインも好みでしたが、防水がMID(ハイカット)しか無いしGORE-TEXじゃない防水なのがどうにも気になってやめてしまいました。ただ、こちらも十分良さそうな製品だと思います。

モアブFST2の注意点

ほぼ不満が無いモアブにもひとつ注意点があります。自らの靴についてはまだ購入して数か月等いこともあり流石にその兆候はありませんが、使い方によっては靴ひもを通す輪の部分が千切れる可能性があるそうです。

対策

私は、この紐の部分をゴム製の物に交換しました。紐自体が伸縮することで輪への負荷が低減すると考え、実行しています。

ゴム紐の本来の目的は脱ぎ履きしやすいことですが、それも便利で役立っています。

使用感

使用感としては、前項目のようにゴム紐への交換で、脱ぎ履きがしやすい=取り回しが楽なのがいい点です。スリッポン履くくらい私は中々の面倒くさがりなので。

肝心の機能性ですが、どれも問題なく満足いくものとなっています。

何度か土砂降りの中履いたことがあり、雨や水溜まりから靴の中へ水が浸入することもなく駅前のタイルでも靴底がスリップすることも今のところありません

最後に

自分に合った靴を探すのは難しいですが、目的に合った一足に出会えると嬉しいので、皆さんも是非色々な靴を検討してみてください。

タイトルとURLをコピーしました